- 予防接種 -
当院の予防接種について
当院では、成人向けの予防接種として、インフルエンザと肺炎球菌のワクチン接種を行っています。
その他のワクチン接種を希望される場合は、個別にお問い合わせください。
インフルエンザワクチン
インフルエンザを予防する対策として、こまめにうがいや手洗いをするなど様々なものがありますが、これらに併せて行うことで、さらに予防効果が期待できるとされているのが、インフルエンザ予防接種です。
なお、インフルエンザ予防接種は、接種時期も大切です。
- 日本では例年猛威をふるうインフルエンザの時期が12月~翌3月頃であること
- 1回の接種による持続期間が約5ヵ月であること
- 接種後に効果が出るまでに約2週間かかることこと
などから12月中旬頃までに受けることが推奨されており、この時期であれば高い効果が期待できます。
ただし、接種後も油断は禁物です。
手洗いやうがいといった予防策は継続して行うようにしてください。
肺炎球菌ワクチン
肺炎は、日本人の死亡原因の第5位(厚労省:平成29年(2017)人口動態統計(確定数))でもあり、同疾患で死亡する97%以上の方が65歳以上の方となっています。
また、成人の肺炎のうち20~40%は肺炎球菌による感染が原因なことから、肺炎球菌ワクチンの予防接種が推奨されています。
なお、各自治体では高齢者を対象にした肺炎球菌ワクチンの予防接種を実施しており、焼津市でも定期接種として費用の一部を助成(自己負担額は税込4,200円)しています。
対象となる方や費用、持ち物など詳細につきましては、焼津市の公式ホームページをご覧ください。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は水痘(水ぼうそう)と同じウイルスによる疾患です。
水痘が治った後もウイルスが体内に残っており、加齢やストレス、過労などで免疫力が低下した際に再び活性化し、発症します。
体の片側の一部にピリピリした痛みとともに赤い発疹が現れることが多く、顔や目、頭にも生じることがあります。
60歳代を中心に50歳代〜70歳代に多く発症し、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。